大きな買い物となるマイホームの購入では、多くの場合、住宅ローンを活用とあわせて、「頭金」を用意します。
頭金には、どんな意味があり、手付金とどんな違いがあるのでしょうか。
また自己資金となる頭金の相場など、気になるポイントをおさえて解説します。
マイホーム購入時の「頭金」がいる意味と手付金との違い
マイホーム購入時の「頭金」は、物件の価格から、住宅ローンで融資をうける額を差し引いた金額といえます。
つまり、購入時には、まとまった自己資金である頭金を支払い、残りは住宅ローンで返済するのが一般的です。
マイホーム購入において頭金がもつ意味は大きく、より多く頭金を用意すれば、それだけ返済額がおさえられることにつながります。
また、意味の違いがあいまいになりやすいのが「手付金」です。
手付金は、契約日に現金で支払うもので、"売買契約の成立を証明"する意味をもちます。
もしも買主が契約後に取り消しをする場合には、手付金の放棄が求められます。
(住宅ローンが通らなかった場合の白紙解約は除きます)
マイホームの「頭金」の相場はいくらが目安?
マイホーム購入の頭金は、一般的に「物件価格の2割以上」がよいともいわれており、ひとつの目安にできるでしょう。
実際の相場は、マイホームのタイプなどでも変わってきます。
たとえば新築の注文住宅なら、頭金の相場は636万円強で、購入費用での割合は19%弱です。
建売住宅は、293万円強が相場で、割合も8.5%までに下がります。
また中古の戸建て住宅は頭金が203万円ほどで、購入価格に占める割合は8%強です。
タイプで異なるものの、目安として購入価格の1割から2割ほどが相場ととらえられそうです。
【マイホームの「頭金」の注意点!適切な資金計画で支払う
マイホームの頭金を考えるときは、「諸経費」も視野にいれて検討することが注意点です。
つい見落としがちですが、税金や各種の手数料など、マイホームの取得時には、購入価格の5%から10%ほどの諸経費がかかるのが一般的で、頭金とは別に考慮しておきましょう。
諸経費の中で占める割合が大きいのが不動産仲介会社に支払う仲介手数料です。
一方、頭金は多い方が返済は軽くなりますが、預貯金の全額をあてて支払うことは
長い間には、教育費がかかる時期や、想定外の医療費が必要になる場面なども考え
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