みなさんこにちは
なかえ不動産の中江です。
不動産は少しでも早く売ったほうがデメリットは少ないものですが、さまざまな理由で売り出し期間が長引いてしまうこともあります。
なぜ売れないのか?売却の平均期間はどれくらいなのか?
不動産売却の平均期間や、長期化する原因と対処法について解説します。
不動産の売却が長引く原因
不動産の売却が長引く原因の一つは、価格が高いことです。
築年数や間取り、広さなどに対して価格が高いと感じれば、ほかの物件を探すことが多いでしょう。
売りに出す時期が原因になることもあります。
不動産が売れやすいのは、就職や転勤をする春や異動の多い秋です。
また、間取りや価格帯が似ている物件が同じエリアにあると、ライバルが多いため売却が長引くこともあります。
不動産の売却が長引くのを防ぐ対処法
売りに出している時間が長引くほど、物件の印象が悪くなり、ますます売れにくくなります。
売値も下げなければならないでしょう。
少しでも早く売る対処法としては、適正価格で売りに出すことが大切です。
最初から高いと比較対象からも外されてしまいます。
また、売れないからと価格を下げれば、もっと下がるのではないか、と待たれてしまい売り出し時間も長くなります。
内覧希望者が多いけれど決まらない、という場合は、比較検討内には入っているということです。
決め手に欠けるのは、部屋の印象が悪いことが原因の可能性もあります。
玄関を明るくしたり、水回りの掃除を徹底したりするなど、部屋の印象をよくする工夫も重要な対処法です。
通常、販売を開始してから2~3週間で問い合わせがあるものです。
問い合わせがない場合は、広告が不十分であることや価格が高いことが理由として考えられます。
売りに出す期間の長期化を防ぐためにも、その時点で一度販売方法や価格を見直してみましょう。
不動産売却にかかる期間は?長引くと言われるのはどれくらい?
不動産売却にかかる期間は、平均で3~6か月です。
物件の査定や販売計画などに1か月程度、内覧や交渉などの売却活動に1~3か月、購入が決まったら購入者のローン審査などに1~2か月かかります。
スムーズに購入者が決まれば2か月程度、長引けば1年以上かかることもあります。
戸建てや土地の場合で測量などが必要な場合は、それが完了してから売りに出すため、もっと時間がかかることもあるでしょう。
時間が経過するにつれ、物件は劣化が進み資産評価も下がってしまいます。
売却できるまでは固定資産税なども支払わなければなりません。
半年経っても買い手がつかない場合は、値下げをして売るしかないという場合も少なくありません。