「住宅ローンを払うのが大変になってきたけど、今住んでいる家から引っ越すのもイヤ」と思っている方も多いのではないでしょうか?
リースバックという仕組みを使えば、そのお悩みを解決できるかもしれません。
今回はリースバックとはなにか、メリットとデメリットもまじえて解説していきます。
住みながら不動産を売却できるリースバックとは
リースバックとは自宅を専門の不動産業者に売却し、買主に賃貸料を払って売った家に住み続けられる仕組みを指します。
また、正式名称はセールアンドリースバックです。
この方法は、売却、賃貸契約、買い戻しという3つの手順を踏む流れとなっています。
手順1売却
まず最初におこなうことが、専門業者による物件の査定です。
査定が完了し、提示された取引価格にお互いが納得できたら、売買契約を結び所有権を買主の専門業者に移します。
手順2賃貸契約
次に専門業者と賃貸契約を結びます。
場合によっては、契約期間が満了になる前に再延長契約を結び、契約期間の延長をおこなうこともできます。
一般的には、普通の賃貸契約と同じで、契約期間は2年が多く、満了前に延長や更新するパターンがよく見られます。
手順3買い戻し
希望する場合のみですが、売却したときに買戻し特約をつけることがあります。
買い戻し特約を結んでおけば、指定された期限以内に定められた金額を払うことで、不動産を買い戻すことができます。
ただ、賃貸料を滞納し続けると買戻し特約が消失するので、注意するようにしてください。
不動産売却でリースバックをおこなうメリットとデメリット
これから、リースバックのメリットとデメリットについて解説していきます。
メリット
最大のメリットとして挙げられるのは、住み慣れた家に住み続けることができる点です。
普通、不動産を売った場合は引っ越しをしなければいけませんが、リースバックの場合は同じ家に住み続けることができるので、引っ越し費用もかからず、近所の方に詮索される心配もありません。
また、所有しているとかかってくる固定資産税などのコストが0になることも大きな利点のひとつです。
リースバックで発生するコストは基本的に賃料だけなので、建物の維持にかかるコストが軽減されます。
デメリット
建物を売って賃料を払うデメリットは、専門業者の利回りを優先してリース料金が設定されるため、同じエリアの家賃相場よりも高くなってしまう点です。
場合にもよりますが、賃料は取引した価格の8%から10%ほどになります。
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まとめ
リースバックを利用すれば、ローンや税金を気にせずにマイホームに住み続けることができます。
不動産売却をお考えの方は、ぜひ選択肢のひとつに入れてみてください。
私たちなかえ不動産は、日野市を中心に不動産業全般をおこなっております。
新築戸建てをお探しの際はぜひ、弊社までお気軽にご相談ください。
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