相続などで持て余した空き家をお持ちでしょうか?
空き家は住まないからといって何もしないでいると、みるみるうちに劣化してしまいます。
築年数の経過している一戸建てであれば、家屋倒壊などのリスクもあるため放置するわけにはいきません。
空き家のリフォーム・リノベーションを検討中の方はぜひ参考にしてください。
空き家のリフォーム・リノベーションをするメリットとデメリット
空き家とは、具体的に1年以上人が住んでいない家を意味します。
戸建てであってもマンションであっても、1年以上人が住んでいなければ空き家です。
空き家のリフォーム・リノベーションをするメリットは、不動産の資産価値を高めることにあります。
空き家になってしまう家は、立地が悪いなど借り手や買い手が見つからない何かしらの原因があります。
リフォームやリノベーションを施すことで、家に魅力をプラスしましょう。
また、人の住んでいない家は、犯罪の温床となる場合があります。
人が住んでいないことで、不法投棄や放火の現場になってしまう場合があるからです。
築年数の経過した家であれば、倒壊や外壁・屋根が剥がれ落ちるリスクもあります。
こうしたリスクを軽減するのにも、リフォーム・リノベーションをおこなうメリットがあると言えます。
また、唯一挙げられるデメリットは、お金がかかるということでしょう。
空き家のリフォーム・リノベーションをおこなう費用とは
空き家におけるリフォーム・リノベーションには、具体的にどのくらいの費用がかかるのでしょうか。
一般的に、マンションのリフォーム・リノベーションには250万円~1,000万円、戸建てで500万円~2,000万円がかかるとされています。
一部分のリフォームをするのか、一部屋まるごとリノベーションをするか、使用する建材のグレードによっても費用は変わるでしょう。
代表的な内訳は以下のとおりです。
●壁紙交換:1千円/㎡
●トイレ:15万円~50万円
●風呂(ユニットバス交換):30万円~150万円
●風呂(在来浴室からユニットバスに変更):100万円~150万円
●キッチン:50万円~120万円
●洗面所:10万円~70万円
●外壁:30万円~350万円
空き家のリフォーム・リノベーションで得られる節税効果とは
空き家のリフォーム・リノベーションでは、節税対策も可能です。
まず、空き家のリフォーム・リノベーションをすることで、固定資産税に減額措置がとられます。
1/3~1/2の固定資産税が、改修工事の完了した翌年度分に限り減額されます。
また、リフォーム・リノベーションをおこなった年の3月には確定申告をして控除を受けましょう。
条件を満たした改修工事をおこなうことで、所得税が控除されます。
そのため、すでに支払った所得税の一部が、還付金として返ってくるでしょう。
まとめ
空き家のリフォーム・リノベーションは何も住むためだけにおこなうものではありません。
また、不動産の資産価値を高めて買い手が付きやすくしたり、経年劣化による倒壊などのリスクを回避できます。
費用はそれなりにかかりますが、節税対策にもなるので空き家をお持ちの方はぜひ参考にしてください。
私たちなかえ不動産は、日野市を中心に不動産業全般をおこなっております。
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