不動産の売却は慣れているという方のほうが珍しく、初めてという方も少なくないでしょう。
不動産売却の流れを把握して売却活動について知っておくと、売却を成功させるコツを知ることができます。
この記事では不動産売却の媒介契約までの流れと、売却活動の期間についてご紹介します。
不動産売却の流れを知ろう!媒介契約を結ぶまで
不動産売却における媒介契約までの流れをご紹介します。
まずは物件を査定に出し、どのくらいの価格で売れそうなのかを知るところから始めます。
不動産売却をする理由はケースバイケースですが、マイホームの住み替えなどの場合は不動産購入も並行して進めるので資金計画を慎重に立てる必要があります。
また住宅ローンが残っている場合は売却金額で完済ができるのか、もし残債があるなら自己資金から返済できるのかも考えなければなりません。
どのくらいの金額で売り出すのか、値下げは許容するのか、どのくらいの期間で売りたいのかといった方針を決めておくとスムーズでしょう。
仲介会社と積極的に売却相談をして、問題点や疑問点を解消しましょう。
その際、より高い査定額が一概に良いわけではないので、より現実的な査定額を見極めましょう。
媒介契約には一般、専任、専属専任の3種類があり、専任と専属専任は1社のみの契約になります。
専任や専属専任のほうがより積極的な活動がのぞめますが、購入希望者が多く現れそうな需要の高い物件であれば、一般媒介契約でも問題ないでしょう。
不動産売却の流れを知ろう!売却活動の内容とは
媒介契約を結ぶと売却活動が始まります。
売却活動ではまず査定額や周辺の相場から売り出し価格を決定します。
そして不動産サイトなどで物件情報を公開して購入検討者を探します。
購入検討者が見つかったら多くの内覧を調整し、交渉をまとめていきます。
引き渡しの時期や代金の支払い方法などの条件に双方が合意したら売買契約へと進む流れになります。
不動産売却の流れを知ろう!売却活動にかかる期間は?
売却活動にかかる期間は一般的には3か月から6か月と言われています。
立地や築年数などが有利な条件の物件であれば、売却活動の期間も短くなるでしょう。
なかなか売れずに売却活動が長引いてしまったら、売り出し価格や内覧時の対応に問題があるかもしれません。
また人の移動が多い春や秋などのオンシーズン以外では、売れるまで時間がかかってしまうケースも多いです。